Neutron3はCubase LE初心者にこそおすすめのプラグイン
初心者が曲を何とか作り終わった後のMIX作業で躓くこととして、プラグインの操作方法はかなりの頻度を誇るのではないでしょうか?
例えば
- EQやコンプは何を使えばいいのか?
- パラメーターの設定がわからない
- Cubase標準(純正)のコンプやEQでもいいものが作れるのか?
等こんな悩みが尽きないと思います。
そんな初心者の方にお勧めなのが「Neutron3」です。
このソフトを使っていけば間違いなく上達が早くなりますよ!
Neutron3の魅力
自動でプロ並み?!魔法のプラグインと呼ばれる理由
このNeutron3には自動で
- EQ調整
- コンプ調整
- エキサイター調整
等素人さんには少々とっつきにくいことを自動で行ってくれる機能があります。
その名も「Mix Assistant」
このようにトラックごとにジャンルを指定してあげれば、その楽器が魅力的に聞こえるよう自動で細かい調整を行ってくれます。
試しにドラムトラックを調整してみました。
音源は「EZ Drummer」なのでそのままでもかなり使える音ですけどね・・・
TOONTRACK(トゥーントラック) EZdrummer 2【DTM】【ドラム音源】 価格:13,860円 |
[Befor]:こちらは加工前の音です。
[After]:こちらは加工前の音です。そしてこちらが加工後です(加工といっても数クリックの自動加工ですが)
いかがでしょうか?
結構すごくないですかこれ?部屋でなってるリアルな感じがいきなり出ましたよね!
こんな感じでドラムに限らず、すべての楽器、ボーカルに適用できます。
MIXって言っても、何やればいいかわからないという人は、とりあえず試してみてください!
EQ・コンプの操作画面が超絶わかりやすい
私としてはこちらのメリットこそ初心者にお勧めする理由です。
EQにしろコンプにしろ、初心者の方はまずどのくらい効果が出ているのか耳で判断することができません。
そこでさらにプラグインが使いにくいと、間違いに気づけない、わからない、出来ないといった悪循環に陥るのです。
そこのところNeutron3は非常に見やすく、視覚的にパラメーターを設定することができます。
Neutron3のEQ画面はわかりやすい
こちらはEQの操作画面です。
リアルタイムで波形が変化し、自分が今どこの波形をどのくらい調整してるかがイメージしやすいですね。
またEQを調整しようにも、どこの帯域をいじったらいいかわからない!
という方もいると思います。
そんな時は下図の「Learn」をクリックするとEQのポイントを自動で探してくれる機能もあります。
試しに押してみたらこう変わりました。
これは恐らくNeutron3が音の成分を分析し、特徴のある部分にEQを持ってきてくれてるのだと思います。
(例えばキックなら低域にドスンとした音があり、広域に皮をたたいたベチッ!とした音があります。そういう音が混じっていつもの音が聞こえます)
この機能は音を理解する際、自分の勉強のためにもなるので、なおさら初心者向けですよね。
これこそコンプを理解するための理想的な画面表示
この画面はコンプの設定画面なのですが、非常にわかりやすいですよね。
音の波形に対してスレッショルドをどの低さにして、どのくらい圧縮してるのかが視覚的にわかります。
この画面を見ながらコンプをいじっていると、
- アタックが大きすぎるから少し削る必要がある
- サスティンが小さいから持ち上げよう
- リリースタイムを調整してグルーブを出そう
とかが判断しやすいのです。
更に設定項目を増やせばマルチバンドコンプとしても使えるという、芸幅の広い性能。
ちなみにCUBASE純正のコンプは
.
こんな感じになっており、耳で判断するしかないので非常に使いにくいです。
この令和の時代、標準で波形が表示されていてもいい気がするのですが・・・
最初のプラグイン選びはとっても重要
プラグインはそれぞれによって性能や使い勝手がかなり異なっていきます。
実際目的は一緒でも、操作方法やパラメーターの癖があるので、違うプラグインを使うということは新しいソフトを覚えることと同意です。
ここでDTM上達の近道なのですが、まずは使い慣れたEQ・コンプを見つけることが最も重要だと思ってます。
私は今まで様々なプラグインを触ってきましたが、Neutron3は圧倒的に使いやすくわかりやすいです。
むしろ初心者の時に出会っていたから、どうにか心が折れずに続けてこれたのかなとも思っています。
(言い過ぎではなくマジです。DTMは挫折したらそこで試合終了です。どうモチベーションを維持するかが続けることの秘訣です。)
この先ずっとパートナーとなって支えてくれる品質
初心者向けということで紹介をしていますが、品質的にはプロご用達です。
私も現役でずっと使用しています、プロの方も使っていると聞きます。
アナログ機器をモデリングしたようなものではないので、良くも悪くも妙な色付けはありませんのでその分使うシーンを選びません。
初めて購入する際は出費が出てしまうので少し戸惑うかもしれませんが、一生使えると思ったら高い買い物ではないと思います。
入門用は安いけど買うなら中~上位モデルが絶対おすすめ
だいたいどのプラグインもグレードが分かれているのですが、Neutron3に関しては下位グレードはおすすめできません。
何故なら目玉である自動プログラムに対して制限がかかるものが多いからです。
Elementsを満足に使いこなす方がいるとすれば、まず初心者の方ではないですね。
他にメインで愛用してるプラグインがあり、たまに補助的にNeutron3を使うといった玄人です。
こちらに公式ページ載せておきますので、自身で調べたい方は一読してみてください。
価格とおすすめバンドル
公式で購入すると結構かかるので、あまりお勧めできません
(ごめんなさいIZOTOPE・・・)
ちなみに公式ですと
- Elements:¥14,960
- standard:¥28,820
- Advance:¥46,090
です。めっちゃ高いですね。手が出せません。
楽天とかで買ったほうが安いしポイントも付き絶対お得です。
【在庫限り特価!】iZotope(アイゾトープ) Neutron 3 Standard【※シリアルPDFメール納品】【DTM】【プラグインエフェクト】 価格:10,890円 |
また単体で購入することについてですが、実はIZOTOPE社はバンドルセールがすごい会社でして、左記のバンドルで購入したほうが単品より安くなったりします。
私もバンドルでほぼ全ての製品が含まれる
「Tonal Balance Bundle」というものを購入しました。
これはNeutron3の他
- 「OZONE9」と呼ばれる自動マスタリングソフト
- 「RX7」や「Nector3」という、自動ボーカル処理専用ソフト
- 「Phoenixverb」という高品質リバーブソフト
が含まれているバンドルです。
しかも各ソフトのグレードは最上位モデル。
全部単品で買うとかなりの値段がかかるやつなのですが、バンドルになると8割引きくらいの値段で買えてしまいます。
価格:24,200円 |
外部プラグインを買うべきタイミング
これはプラグインによるのですが、Neutron3含むizotope社製の製品は早ければ早いほど良いです。
なぜなら、DTMの成長速度はどれだけEQ・コンプを使いこなせていけるかが重要だからです。
その為にはまずその二つを理解していき、知識ではなく知恵として活用できるようにしていく必要があります。
これからプラグインの操作を覚えていくだけでも時間がかかるのに、覚えた後にやっぱり他のプラグインを導入する・・・
そんな無駄な時間を減らすために、まずはスタートの時点でしっかりしたツールを使って効率よく勉強を進めていきましょう。
ほんとマジおすすめです!