001_プロジェクトを作成しよう_Cubaseで始めるDTM
さて始まりました、Cubaseで始めるDTMシリーズ。
記念すべき初めてのコンテンツです。
今回は初歩中の初歩である、プロジェクトについて説明してきます。
Cubaseにおけるプロジェクトとは?
まずプロジェクトとは何か・・・・
このような、楽曲を構成する様々なトラックをまとめいてるファイル全体をプロジェクトといいます。
さあ、それではプロジェクトを作っていきましょう
プロジェクトの作成
まずはCubaseを起動すると
こちらの起動画面が出ますね。
右上にはプロジェクトのプリセットが並んでいます
ただしプリセットといっても、宅録DTM向け以外のプリセットも多数入っているので、下手なものを立ち上げると逆に混乱します。
初めのうちは「その他」の中の「Empty」がいいと思います。
この際、作成場所と名称に注意です。
「既定の場所を使用」だと人によってはなじみのない、「ドキュメント」フォルダー(2図)に格納されてしまいます。
また名称は3図の箇所を変えてあげないと「名称未設定-」フォルダが出来上がります
ですので1図の様に規定ではなく、「プロジェクトの場所を表示」を選択し空白のプロジェクトを立ち上げると
このように、馴染みのある画面でプロジェクトフォルダーを作成することができます。
この際にフォルダーの名前もある程度決めて作成しましょう。
(フォルダー名は曲名・曲の雰囲気・作成日等人によって様々です)
ようやくこれでプロジェクト画面が顔を出してきましたね
はいここで注意です!
プロジェクトの名称と保存先を設定しよう
実はこの状態ではまだプロジェクトファイルは出来上がっていません!
なぜなら先ほどまでの作業はすべて
「プロジェクトファイルを保管するフォルダの指定」
だからです。
ここが少しわかりにくいとこなのですが、Cubaseのプロジェクトは下記図のようになっています。
このプロジェクトファイルが、曲の核になるのですが実はこのファイルも、改めて保存場所とファイル名を設定する必要があります。
現在のプロジェクトファイル君はこんな感じです
ですので、この時点でプロジェクトファイルに名前をつけて、保存場所も決めてあげましょう。
保存は「Ctrl+S」か
プロジェクト画面、左上「ファイル」タブから「保存」を選択しましょう。
すると
このように、ファイル名と格納場所を聞かれます。
この際プロジェクトファイルの格納場所ですが
「さっき作ったプロジェクトフォルダーに保存!」
しましょう!
別々の場所に格納もできるのですが、後々管理しにくくなりますからやめましょう。
さあ、これでようやく本当にプロジェクトのもとが作り終わりました。
プロジェクトフォルダーを確認してみると、データ用格納フォルダとプロジェクトファイルが保存されてますね。
ちなみに
1はプロジェクトファイルのバックアップデータです。
これは自動保存されていきますので、特に意識しなくても増えていきます。
2が最新Verのプロジェクトファイルです。
通常はこちらを読み込むことでプロジェクト画面が開きます。
以上がCubaseにおけるプロジェクトの基本的な作り方になります。