003_Cubaseで音を出そう(2)_Cubaseで始めるDTM
引き続き、Cubaseで音を出そうのコーナーです。
前回の記事についてはこちら↓
002_Cubaseで音を出そう(1)_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)
オーディオ出力先のパスの設定
前回は音を出すにあたって、ドライバーの設定を行いました。
今回は
2.オーディオ出力先のパスの設定
になります。
パス設定とは何ぞや?
ということですが、これは
オーディオインターフェイスとASIOが確定した際に
ステレオのLR出力した信号をどこに送って音を出すかの設定になります。
すこしイメージしにくいかもしれませんが、上の図のような設定を行っていきます。
まず初めに認識していただきたいことは
「オーディオインターフェースの出力先に、既定で左右の概念はない」
ということです。
説明していきます。
まずCubaseには明確にLRの認識があります
(作曲中は左右に音を振り分けて作っていくので当然ですね)
このLRは確実にオーディオドライバーのLRに届きます。
しかしこの状態では、LRがそれぞれどの出力先から出ていくのか未指定です。
実際に出力先パスをつなげてみたイメージ図
上記はLを「Out1」にして、Rを「Out2」につなげています。
そしてOut端子から出したスピーカーケーブルを、スピーカーにつないだ図です。
なので、「Out1」につながったスピーカーはLに。
「Out2」につながったスピーカーがRになっています。
これはLとRの出力先を逆にしました。
物理的には同じ配線でも、スピーカーの出音は逆になります。
以上のことを頭に入れたうえで設定を行いましょう。
オーディオパスを繋げてみよう
プロジェクト画面の上タブ、スタジオを選択します。
リストの中、最上段に「オーディオコネクション」がありますので選択しましょう。
するとこのように、設定画面に入ります。
上タブ内の「出力」を選択します。
これでようやく、出力先の設定に移れます。
通常はパス名のところに「Stereo Out」が出てると思うのですが、
もしも出ていない際は
パスを追加ボタンを押して、ステレオパスを追加してください。
その後
1.オーディオデバイス欄から、使用したいオーディオインターフェイスを選択します。
2.LRの出力先を選択
※ここで選んだ出力先は、オーディオインターフェイスに明記されている
出力先とリンクしているはずです。
この画面で、Leftの出力先を「Analog1」にした場合はオーディオインターフェイスの出力1からLeftの音が出ます。
どうでしょうか?
これでうまくいってればCubaseの出音がスピーカーから再生されるはずです。
もしも音が再生されない場合は下記の
Control Room タブ内の、オン/オフを切り替えてみてください。