004_Cubaseで音を出そう(3)_Cubaseで始めるDTM
はい、いよいよCubaseで音を出そう最終章になります。
前回までの解説はこちらをご覧ください。
002_Cubaseで音を出そう(1)_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)
003_Cubaseで音を出そう(2)_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)
音が出ない!左右が逆になっている!
本日は左右のスピーカーのセッティングになります。
といっても、前回までの解説でほぼ音を出す直前までたどり着いているので
今回はそのフォローアップという形になります。
プロジェクト画面の上、スタジオタブからオーディオコネクションを選択すると
オーディオコネクション設定画面が現れましたね。
上記写真のようなら既に音は出ていると思いますが、稀にここの設定が
おかしなことになり、出音が違うポートになることがあります。
余計な出力パスを作成していませんか?
ここまでの設定を正しく行っていれば大丈夫なのですが、音が出ない方は間違って出力先のパスを余計に作成していませんか?
上記のようになっている方、
間違えて、違う出力パスを設定してしまい、そこがデフォルトの出力先になっていたりします。
こちらの設定画面、StereoOutパスの下に、新たに「LRCS Out」というパスができてしまっています。
これは初心者がよくやってしまうミスなのですが、
すでにステレオパスが出来上がっているにも関わらず、追加で新しいパスを作ってしまったがために起こった現象です。
Cubaseには自動で出力先を設定(既定)する機能がある
ここで覚えておいてほしいのですが、Cubaseには
「規定の出力パスを設定」する機能が装備されています。
この「規定の出力パスを設定」とは、作曲中に新しくトラックを作成した際に
常に既定の出力パスから音を出すようにするということです。
改めて
こちらの状態では、「LRCS OUT」の左側に、オレンジのスピーカーマークがついてしまっています。
このスピーカーのマークが、出力先の規定設定です。
上記の状態だと、プロジェクト中で作成したトラックは常に「LRCS Out」から出ることになります。
ここでは出力ポートが、Analog3・4とAdat1・2になっていますので
このポートからスピーカーケーブルを出して、スピーカーにつないでいない限り音は出ません。
ですので、ここはいったん余計な出力パスは削除しましょう。
削除したいパスの上で、右クリックをするとメニューが表示されるので
削除を選んでください。
すると・・・
このように余計なパスが削除され、使用したいパスのみが残りました。
ちなみに、パスが1種類の場合はそこが既定の出力先となりますので
(1つしかないので、既定にならざるをえませんよね)
これでとりあえず設定は完了です。
ちなみに、出力パスを2種類、もしくは3種類用意しておきたいという方は
(作成する音楽のジャンル、例えば5.1Chとかと併用したいという方がいればですが)
既定にしたいパス上で、「Main Mixに設定」を選択していただければ
その選んでパスが規定の出力先となります。
はい、以上で全3回の
「Cubaseで音を出そう」のコーナーでした。
長いページのご視聴ありがとうございました。
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