009_インストゥルメントトラックとは(1)_Cubaseで始めるDTM
今回はインストゥルメントトラックについて解説していきます。
こちらは少し説明が長くなりますので、全2回で説明していきたいと思います。
聞きなれない名前なので少しとっつきにくそうですが、理解すれば単純ですよ!
インストゥルメントトラックとは一体なんだ?
インストゥルメントトラックとは一体なんだ?と、疑問を持つ方もいらっしゃると思うのでまずはそこの解説を
いやほんと、この単語が良くないと思います。
答えは至極簡単なのですけれどね。
インストゥルメントトラック=音源ソフト
これはわかりやすく言うと、ソフト音源のことです。
追加でドラムの音源や、シンセの音源を買うことがあるのですが、それらは大体ソフトとして販売されています。
こんな感じのやつですね。
これらを導入すると、Cubaseはインストゥルメントトラックとして操作できるようになります。
インストゥルメントトラックと打ち込み
皆さん、「打ち込み」という言葉を聞いたことがありますか?
これは物理的に、釘を打ち込むとか、拳銃を打ち込むとかとは違いますよ(笑)
コンピューター上のソフトで楽器の音を鳴らすことを俗に「打ち込み」と言っています。(MIDIデータというものをマウスやキーボードで入力していくのですが、そのことをMIDIデータを打ち込むといいます)
どういうことかというと、よく聞くのはドラムの打ち込みですね。
「この曲のドラムは打ち込みしては、なかなかいい音だね」
とか聞きませんか?
実際にドラム音源を使って打ち込みをしてみよう
インストゥルメントトラックの立ち上げ
それでは今回は簡単にドラムを打ち込んでいきます。
まずはCubase内で、インストゥルメントトラックを立ち上げる必要があります。
インストゥルメントトラックにはピアノ音源や、ドラム音源等いろいろなものがあるのですが、ここの工程はわかりやすく言うと、
プロジェクトが一つのライブハウスだとすると、そこの中に楽器を持ってくるということです。
今回はCubase内蔵のドラム音源、「Groove Agent SE」をたちあげていきましょう。
まずはプロジェクト画面にて、右クリックを押してメニューを開き
その中の「インストゥルメントトラック」を選択しましょう。
すると
インストゥルメントトラックの追加画面が現れますので、
インストゥルメントの種類を選んで、追加します。
Groove Agent SEは「Drum」タブの中に入っているはずです。
※筆者はほかにも違う音源を導入しているので、いろいろ出てきてしまいますが、
デフォルトでは一種類だけだったかと思います。
ここで注意です!
立ち上げる際の数は「1」で立ち上げて!
ここの数は何か意図がない限り、基本的に1にしてください。
インストゥルメントトラックの追加数量なのですが、
Groove Agent SEを数量2で立ち上げるとは
ライブハウスにドラムキットを二つ設置するようなことです。
(ちょっと意味わからないライブハウスですよねこれでは)
とりあえずこれでインストゥルメントトラックの追加(スタジオにドラムキットの搬入)は完了したと思います。
次回は簡単な操作の説明を行っていきますのでお楽しみに!