010_インストゥルメントトラックとは?_Cubaseで始めるDTM
はい、それでは前回から引き続きインストゥルメントトラックの解説を行っていきます。
前回の記事はこちら↓
009_インストゥルメントトラックとは?(1)_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)
VSTの音が出ない!という方もこちらの記事を読めば解決のヒントが見つかるかもしれませんので、是非購読してください。
前回までの内容で問題なく、Groove Agent SEはインサートされたでしょうか?
インストゥルメントトラックの出力パスの確認
それでは具体的に打ち込みを行くのですが、念のため出力先のパスがあっているか
確認しておきましょう。
Cubaseのプロジェクト画面上部スタジオタブ内の、Mixconsoleを選択してください。
するとミキサー画面が現れます。
このミキサー画面ですが、最初はゴチャゴチャしていてわけがわからないと思いますが、とっても重要な画面ですので徐々に目を慣らしていきましょう。
そしたらこの画面から、Groove Agent SEの出力先のパスを確認しましょう。
確認方法は
該当トラックの上部、ROUTING項目の中にあります。
上段が入力パスで、下段が出力パスになってます。
特にクリックしなくても、通常は表示されているので目視で確認していただければ十分です。
今の設定ですと、デフォルトで「Stereo out」になっているので大丈夫ですね。
もしもここがStereo Outになっていないと、どんなに頑張っても音が出ないことになりますから、気を付けてください。
※Stereo Outの構成・設定については
002_Cubaseで音を出そう(1)_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)
別記事で解説していますので、そちらをご覧ください。
初めてのソフト音源を鳴らそう
それでは基本の確認が終わったので、実際に音を出していきましょう。
今Groove Agent SEをトラックにインサートしましたが、このままでは音色が読み込まれていないので音は出せません。
今の状態は、スタジオにドラムセットの骨組みは運んだけど、太鼓等は取り付けていない状態です。
さて、ここで次にキット(ジャンルによってあらかじめ組み立てられたドラムセット)を選択しましょう。
設定はここのボタンです。
トラック内にある、ピアノを白黒反転させたようなマーク。
(ピアノなのかな?わかる人いたら教えてください・・・)
こちらをクリックするとボタンが青くなり、Groove Agent SEのプラグイン画面が現れます。
そしたら実際にキットを読み込んでいきましょう。
こちらのプリセット項目欄を選択すると
このようにプリセットを選べる画面が出てきますので、お好きなものを選んでください。
(普通のJ-POPを作るならPop kitあたりが無難だと思います)
するとこのように、各音色がインサートされました。
例えば、Tom1でしたら、MIDI信号_A1を鳴らすとTom1の音が出るといった具合です
簡単に打ち込んでみましょうか!
NIDIデータの打ち込み
プロジェクト画面上部の、ツール選択で鉛筆マークを選んでください。
するとドラッグでトラックの好きな箇所にデータを書き込めるようになります。
そして書き込んだエリアをダブルクリックすると、内容の編集画面に移りますので
そこのピアノロールにて音を書き込んでみましょう。
どうでしょうか?
無事ドラムの音は出ましたか?
初めて自分のパソコンからソフトを使って楽器の音を出すというのは感動するものです。
あとはこの画面の通り、
ピアノロールでタイミングを調整しながら各楽器を打ち込んでいけば
ドラムパートの出来上がりです。
脱初心者頑張りましょう!
慣れないと意外と理解しにくいものなので、わからないところがあれば
遠慮なくご質問くださいね