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050_Cubaseでテンポやメトロノームがずれる原因とは?実はこんなに簡単に治るんです!_Cubaseで始めるDTM

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050_Cubaseでテンポがいきなりずれる2つの原因とは?実はこんなに簡単に治るんです!_Cubaseで始めるDTM

ケイ
作曲中に初めに設定したテンポのまま作曲していたのに、いつの間にかずれていることありませんか?
はい。確かにたまにあって実は困っています・・・。何が原因なんでしょうか?
ナンデ
ケイ
実はこれ「テンポトラック」というものが悪さをしています。
テンポトラックですか?あんまりいじった記憶ないのですが
ナンデ
ケイ
そうですよね♪ただBPMを変更しただけですよね。しかしそこに落とし穴があるのです!
ケイ
真実はいつも1つです!

 

それでは具体的に、テンポやメトロノームがずれてしまう原因をご説明していきましょう。

 

わかってしまえばものすごく簡単なことなので、ものの数分で解決できますよ♪

 

テンポがやメトロノームがずれる原因の一つ目は「テンポトラック」が原因です。

 

テンポトラックとは?

テンポトラックとは、曲中の好きなタイミングでBPM(テンポ)を変えるために使うトラックです。

 

 

例えば

「イントロはゆっくりのBPM80くらいにして・・・、AメロからはBPM150の早い曲にしたい!」

といった時などに使用します。

 

普通に曲を作る上ではあまり使用しないのですが、Cubaseだと標準で表に顔を出そうとする微妙な機能です。

(正直J-POPを作るならあんまり必要ないので、隠し機能でもいいくらいの機能です)

 

使用する機会としては、曲中でBPMが変わる変則的な曲か、クラシックとかでしょう。

 

改めて言いますが、J-popではそれなりに作曲スキルがある人しか使いません。

 

テンポトラックのオン・オフで何が起きるのか

テンポトラックのオン・オフによって何が起きるのか?

それは

 

「オンにすると自動的にテンポ調整した時の、オートメーションが記録されてしまう」

 

です。

 

まずはこちらをご覧いただきましょう。
(私は特に何もせずただ再生しているだけです)

 

 

テンポが勝手に切り替わっているのがわかりますよね?

実はこれ、テンポトラックがオンになっているときに、BPMを変更したので勝手にオートメーションが記録されてしまったからなのです。
(オートメーションとは、動作プログラムを記録して自動再現させる機能です)

 

こちらの記事でオートメーションについては詳しく解説しています。

035_部分的にエフェクトをかける方法とオートメーション_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)

 

なので、曲の途中でいきなりテンポがずれる方は、このテンポトラックがオンの時にBPM操作を行ったと思われます。

 

BPMが変わるとギターやボーカルがずれてしまう!

こちらはどういうことかというと、リズム変更に対してギター・ボーカルなどの録音データは自動的に対応できないからです。

 

まず基本的にドラムやベースは打ち込みで行う方が多いと思います。

それらは全てMIDIで入力され、タイミングは全てBPMに依存します。

 

しかしギターやボーカルは生録音したオーディオデータなので、BPMを変更してもテンポを追従してくれません。

 

上記の様に、初めはBPM120の速さで録音したギターやボーカルは、リズムとぴったり合っています。

 

しかしBPMを90に変更してしまうと、1拍の長さ(秒)が長くなるため、録音したWAVEデータでは長さが足りなくなります。

 

それに対して、MIDIデータはBPM変更に対して追従していきますので、リズム隊はしっかりBPM90で鳴ってくれます。

 

この違いが、リズムがずれる原因なのです。

 

BPMを変更してずれてしまったオーディオデータは使えないのか?

 

「使えないことはないが、実際のところ使用できるレベルにはならない。」

 

使えないことはないと言いましたが、実際にどのようにして使用するのかというと、

「タイムストレッチ機能」

を使います。

 

タイムストレッチ機能とは、オーディオ波形を自由自在の拡大、縮小出来る機能です。

 

こちらの機能を使用して、ずれた波形をBPMに合わせてあげればリズムのズレは回避できるかもしれません。

 

しかしこのように強引に波形を変えると明らかに音が変わってしまうので、実際の曲中に使えるかどうかはクエスチョンですね。

 

テンポトラックのオン・オフはどこで行うのか?

 

さて肝心のテンポトラックのオン・オフですがどこで切り替えるのでしょうか?

 

テンポトラックの有効・無効を切り替えるのはメトロノームの横にあります。

 

 

 

上記の図はテンポトラックが「オフ」の状態です。
(一曲通して同じBPMの際には基本的にこの状態(オフ)で作曲を進めます。)

 

オンにするとアイコンの背景色が白色になります。

 

この「オン」の状態でBPM操作を行うとその瞬間の動作が記録されてしまいます。

 

何度も言いますが、通常はテンポトラックは「オフ」の状態で作曲を行いましょう。

 

テンポトラックのオートメーションが記録されているかはここで確認

 

テンポトラックというものが、実はトラックの追加メニューにあります。

 

トラックエリアで右クリックメニューを出すと、

 

上記の部分にあります。

 

このトラックを有効化すると、プロジェクト中に記録されたテンポが表示されます。

 

 

上記の様にテンポが記録されていた方!

悩みの種だった奴はこいつらですよー!!

 

不要なら念のため削除しておきましょう!

 

2つ目の原因は「拍子トラック」かもしれない

 

以前に、少し似た話で

030__【拍子トラックの使い方】曲の途中で拍子を変更する方法_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)

という記事をご紹介させていただきました。

 

こちらは、部分的に拍数「4/4→2/4に変更」等を行う方法です。

 

拍子トラックは意図せずに変更することが少ないので、あまり今回の原因にはなりにくいと思いますが、テンポトラックで治らない方はチェックすることをお勧めします。

 

 

テンポのズレを修正する際のまとめ

 

  1. テンポトラックがオンになっていないか確認する。
  2. テンポトラックに予期せぬオートメーションが記録されていないか?
  3. それでも治らない方は、拍子トラックを確認する。
  4. ずれた波形はタイムストレッチで修正できるが、音が変わるのでお勧めできない。

 

といった内容でした。

 

原因がわかってしまえば、何てことないのですが、初めのうちはCubaseにどんな機能があるかわからないのでこういう不具合を解決しにくいですよね。

 

 

私が行っているCubase教室では、作曲方法の他この手のトラブル解決やプラグインの使い方。

おすすめプラグインの紹介等もわかりやすく行っています。

 

ケイ
簡単なご質問なら無料で回答させていただいています♪

 

 

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私も過去オンラインでDTM授業を受けていた身なので、よくわかるのですが

「作曲方法は自己流でもある程度勉強できるが、PCトラブルはプロに聞いたほうが圧倒的に早い!」

というのが、DTM業界の鉄則です。

 

悩んでる時間で集中力も切れますし、時間も切れるし、機嫌も切れます(笑)

  • この記事を書いた人

ケイ

作曲・編曲・作詞等マルチクリエーター 初心者の「わからない」「出来ない」を 解決する手助けをしたいと考えています。 楽しいDTM生活を送りましょう。

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