Cubaseのアップデート・アップグレードを具体的に手順をご紹介
それでは実際にアップデート・アップグレードを行う細かな流れを見ていきましょう!
とは言ってもそんなに難しくはないので、緊張せずとも大丈夫ですよ♪
アップデート・アップグレードについて全体の流れを把握しておこう
- 自分の持っているCubaseのグレードとVerの確認(ここが超重要!しっかり確認してください!)
- 公式サイトで自分の更新したい内容のライセンスを購入
- 更新用プログラム(steinberg_Download_Assistant)をダウンロード
- ダウンロードした更新プログラムを実行
- steinberg_Download_AssistantとMy Steinbergアカウント認証連結
- steinberg_Download_Assistantにて更新用「認証アクセスコード」を入力
- 更新データのダウンロード
- 最新版Cubaseとクラウドライセンスを結びつけて認証させる
今回は「Cubase PRO Ver10」→「Cubase PRO Ver12」にアップデートする流れを例にとってみていきたいと思います。
自分のCubaseライセンス(グレード・Ver)の確認方法
前回の記事でも説明しましたが、Cubaseのアップデート・アップグレードは少し複雑です。
下記表の様に、自分の持っているグレード・Verによって購入するライセンス種類が変わります。
なぜこんなに複雑なことになっているのかというのは、下記図の背景があるからでしたね。
間違ったライセンスを購入すると、更新できないことも考えられます。
詳しくは前回の記事で解説していますので、まだの方は是非一読してみてください。
5分もかからずに読めると思います。
-
057_(CubasePRO12対応)Cubaseのアップデート・アップグレード手順を解説 価格表も参考に!知らないと失敗して大金を失うかも?_1/2_Cubaseで始めるDTM
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057_Cubaseのアップデート・アップグレード手順を解説 知らないと失敗して大金を失うかも?_1/2_Cubaseで始めるDTM - 出来ないことないCUBASE (dtm-inlife.com)
とりあえずまず一番初めに、「自分のグレード・Verがいくつなのか?」しっかり把握しましょう!
自分のCubaseがどのグレードで、Verがいくつなのか確認する方法
まず手っ取り早いのは、Cubase起動時の画面を確認することです。
見慣れたこの画面です。
一応ここにグレードとVerが書かれています。
もう一つの方法は、Cubase起動中に
「上部メニュー>ヘルプ>Cubaseについて・・・」
で表示される、Cubaseの情報画面です。
正直どちらで確認していただいても問題ないと思います。
私は慎重派なので、両方とも確認しますけどね(笑)
公式サイトからアップデート・アップグレードライセンスを購入
公式サイトにて更新したいグレードの選択
さて、自身のライセンスが確認できましたら、実際に公式サイトに行き更新用のライセンスを購入しましょう。
公式サイト:Cubase: 音楽制作ソフトウェア | Steinberg
公式サイトの中でCubaseの購入画面に進むと(BUY CUBASEというボタンをクリックです)、どのグレードを購入するのか聞かれます。
今回は「CUBASE PRO 12」にアップデートする流れを例にとってみていきます。
「BUY CUBASE PRO 12」を選択すると、
- 新規の購入
- アップデート&アップグレード
- アカデミック版
の3種類が選択できるはずです。
ここでは「アップデート&アップグレード」を選択しましょう。
自身のCubaseグレード・Verにあった種類のライセンスを選択
そうしましたら次に様々な更新ライセンスがずらりと表示されると思います。
項目には「Upgrade」や「Update」といった表記がされていますね。
もし今お使いのCubaseが、購入したいライセンスより低ければ、とりあえず「Upgrade」の中から探すようになります。
今回の例では「Update」なので、対象となるのは・・・
上段2つまでのどちらかが対象となります。
今回は「Cubase PRO Ver10」からのアップデートなので・・・
上記の「From Cubase PRO 10.5, Cubase PRO 10, Cubase Pro9.5・・・・・・・・・・・」と書いてあるほうを選びます。
これくらいの簡単な英語なら大体わかりますね。
steinberg_Download_Assistantのダウンロード
更新ライセンスをカートに入れて決済が完了すると、更新ライセンスのインストーラーがダウンロードできます。
また同時に、メールにて購入明細と一緒に、ライセンス用のコードが発行されていますので、忘れずにそのメールを保存しておきましょう。
ポイント
パッケージは普通のインストーラーです。
そのまま起動しましょう。
インストール後、ソフトを起動すると「ログイン」を求められます。
別ウィンドウでメールアドレスとPASSを求められるので、入力してログインしましょう。
注意ポイント
ここでのログインは「My Steinberg」というアカウントのものです。
まだ作成していない場合は、この時点で新しくアカウントを作成してください。
steinberg_Download_Assistantの起動(ログイン認証後)
無事にログイン出来て、認証が完了するとsteinberg_Download_Assistantが起動します。
始めは更新したりで少し時間がかかるので、そのまま待機してましょう。
更新が完了したら、いよいよダウンロードの準備が整いました。
認証アクセスコードを入力して、更新プログラムをダウンロード
左上の「ダウンロードアクセスコードの入力」をクリックします。
すると、アクセスコードを入力するポップアップウィンドウが開かれるので、購入したタイミングで来てたメールに記載のコードを入力します。
ここは、メール記載のコードをコピペするのが確実です。
OKを押すと・・・
無事成功しました。
後はメッセージに従って更新作業を進めましょう!
注意ポイント
ここで注意してほしいのですが、ライセンスのアップグレードの際はCubaseアプリは終了しておいてください。
正確にはUSB-eLicenserが動いていると、ライセンスのアップグレードが出来ないからです。
Cubase12データのダウンロード
ライセンスのアップグレードが完了したら、いよいよデータのダウンロードに入ります。
確認する順番ですが、
- OS種類の選択
- ダウンロードするグレード・Verの選択
- 保存先の選択
上記3点を確認し、問題なければインストールを開始しましょう。
Cubase12とMy Steinbergのライセンスの接続
いよいよCubase12を実行していきます。
初回の立ち上げでは、ライセンスの接続をするためにMy Steinbergにサインインを求められます。
サインインのボタンをクリックすると、ブラウザが立ち上がり
- 登録メールアドレス
- パスワード
上記を求められるので、サクッと入力していきましょう。
ここでのアドレスとパスワードは「steinberg_Download_Assistant」の起動時に求められたアカウント情報です。
こちらも難なく認証されるはずです。
認証が完了したら、終了して最新版のCubaseを実行しましょう。
まとめ
以前もこんなに手順が多かったんでしたっけ?
Cubase12になってからライセンスの認証がクラウド形式に変わったので、以前と比べると若干の手間は増えたかもしれませんね。
でもこれで、「USB-eLicenserが無いとCubaseが立ち上げられない」といったことがなくなったので、私はいいことだと思いますよ♪