ボーカル教室

039_音痴だった私が成功した歌が上手くなる練習方法(1/2)_声の出る原理を知って目指すべき体の使い方をイメージする_Cubaseで始めるDTM

2021年7月3日

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音痴を直すのは大変だけど不可能ではない

友達とカラオケにいったり、バンドなんかを組んでみた時に、たまにいる

「なぜか歌がものすごくうまい人」

羨ましいですよね。

 

私は昔友人とバンドを組んでいたのですが、そのメンバーの一人がものすごく歌が上手くていつも嫉妬していました。

 

かくいう私は、下手というまでもないがそんなに上手いとも言えないくらいの方でした。

いや、曲によっては全然音が取れずにいたので、音痴だったと思います。

(なんだったらギター担当メンバーの方が、良く通る声で音程も安定していた気がします)

 

今は幸いなことに、歌唱力については

「歌が上手だね」

と、周りから評価いただけるようになっています。

いまいちだったボーカリストの私がどうやって、いまいちから抜け出せたのかを、ご紹介していきたいと思います。

 

【重要】歌が上手くなるために必要なこと

皆さん、歌が上手くなるために重要なことは何だと思いますか?

いろいろな条件があるのですが、私が苦労してたどり着いた結論は

  1. 聞き取りやすい活舌
  2. 適度な喉の締め付け
  3. ドラムの音に合わせて歌う(リズムの同調)

です。

腹式呼吸やミックスボイス・音程等色々言われるものがありますがとりあえずこの3点クリアすれば、他の細かい要素は自然と付属していきます。

個別に説明していきますね。

 

1.聞き取りやすい活舌とは?

聞き取りやすい活舌とは、違和感なく聞くことのできる歌のことです。

活舌は人によって個性があるので、単純にアナウンサーみたいな奇麗な発音が良いということではありませんよ。

違和感なくとは、人を不快にさせない活舌です。

では歌において不快にさせない活舌とはどういうことでしょうか?

 

それは

「歌詞を見なくても言葉が耳に入ってくるか?」

と、いうことです。

J-POPにおいてボーカルはまさしく曲の顔です。

このボーカルが発声した歌詞が聞き取りにくいと、聞いてる人は無意識にイメージを下げてしまいます。

一般人で上手な方は、みんな大体歌詞が聞き取りやすいので改めて聞いてみてください。

 

2.適度な喉の締め付けとは?

ボイストレーニングとかで教えられる「腹式呼吸」ですが、

だいたいセットで「喉を開く」ということを教わると思います。

間違いとは言いませんが、喉を開きすぎもよくないです。

 

誰でも絶対に悩むであろう「高音の出し方」ですが、

まさしくここが上手い人とそうでない人の境目だと思います。

 

この高音の出し方ですが、喉を開きすぎると逆に喉を傷めたり、怒鳴るような声になってしまうのです。

声の出る仕組みは声帯の振動がもとなのですが、まずはこちらの図を見てください。

まず声帯というのは、声を出そうとするとき下記図の様にしっかり閉じ合わさっています。

このように声が出るということは、二つの門の様に閉じているいる声帯の間を、空気が通ることによって声帯が震え音が出るのです。

 

では高い声と低い声の時、声帯はどのようになっているか?

実は、理屈としては弦楽器に近いことになっています。

ギターを考えてみればわかりやすいのですが、ギターは弦のテンション(引っ張る力)が強いほど高い音が出ます。

声帯の震えもこれと同じことが起きています。

 

上記図を見てもらえば解ると思うのですが、人が声を出すうえで声帯の「閉じる」という現象は避けようのない現象です。

(というか、閉じていないときれいに声帯が振動できないので音が出にくくなります)

 

あれ?よくボイトレで聞く「喉を開け」とはどういうことでしょうか?

声を出すには声帯が閉じている必要がある。

でも喉を開け・・・

矛盾していますよね。

実は喉を開けというのはものすごく砕けた言い方で、正確には

「声帯の動きを邪魔しないよう、その周辺の筋肉をリラックスさせろ」

ということなのです。

 

ここで最初の話に戻るのですが、適度に喉の締め付けが必要というのは、

声帯が閉じる動きを最大限生かせるように、喉を開きすぎず、高い音を出すときは声帯が閉じるようにしてあげるということなのです。

 

ちなみに呼吸時は声が出ることはないと思うのですが、声帯はこのような形になっています。

 

この状態から声帯が締まっていくと、隙間風が声帯を震わせて「声」となり音が出るのです。

 

3.ドラムの音に合わせて歌う(リズムの同調)

最後に3つ目の内容ですが、ここの部分こそ素人の人に最も欠けている内容だと思います。

これは、出来る出来ないではなく、意識している人がほぼいないということです。

 

世間一般的には

「歌がうまい人=音程が良い人」

みたいなイメージがありますが、それと同じくらい重要なのがリズムです。

 

このリズムですが、メトロノームなしで永遠に同じリズムをキープしろと言ってるわけではありません。

もっと簡単で、シンプルなことなのですが、楽器隊のリズムに合わせて歌うということです。

 

実は聞き手にとってリズムの「ズレ」というのは、思ったより敏感に感じ取ってしまうものです。

ほんの少しのもたつきや走りでさえ、聞き手は無意識のうちに感じ取ります。

そしてその違和感の正体がわからず、評価として「下手だなー」という印象になるのです。

 

歌が下手な人はほぼもれなくこのリズムが取れていません。

例えばこの手拍子を聞いてください。

あえてリズムをずらしています。

 

どうでしょうか?

結構イライラする酷さだと思います。

クラップは歌と違って音程が無いにもかかわらず、ここまで人を不快に出来るのです。

 

実際に人が歌った際に、あえて「溜め」や「走り」を意識してズラすならともかく
(狙ってずらしている場合は歌詞の内容と意味合いがマッチしたりするので、逆に効果的になります)

意図せず不自然なタイミングでずれると、聞き手にとってはストレスでしかありません。

 

なので、せめてドラムのスネアの音くらいはしっかり聞いて、楽器隊のリズムから逸脱しないようにしましょう。

 

とりあえず今回はここまで、3つの問題内容をご説明しました。

次回はいよいよ、どのような練習をして歌をうまくするかをご説明していきたいと思います。

 

  • この記事を書いた人

ケイ

作曲・編曲・作詞等マルチクリエーター 初心者の「わからない」「出来ない」を 解決する手助けをしたいと考えています。 楽しいDTM生活を送りましょう。

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