ボーカル教室

040_音痴だった私が成功した歌が上手くなる練習方法(2/2)_声の出る原理を知って目指すべき体の使い方をイメージする_Cubaseで始めるDTM

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歌が上手くなるために行う練習方法

前回に引き続き、どのようにしたら歌が上手くなるのか?に焦点を当てて解説を行っていきたいと思います。

前回の記事はこちらになりますので、未読の方は一度覗いてみてください。

音痴だった管理人が、苦労してたどり着いた問題点と結論について書かれています。

039_音痴だった私が成功した歌が上手くなる練習方法(1/2)_声の出る原理を知って目指すべき体の使い方をイメージする_Cubaseで始めるDTM

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過去に行って効果があったと感じる練習方法

私が過去に(現在も)行っていて、これは効果があったなと思う練習方法を紹介していきます。

効果が感じられたものから順番に紹介していきますので、上から順に試してもらえればいい結果につながるかもしれません。

 

  1. リズムを合わせる(キック・スネア・クラッシュはしっかり合わせる)
  2. 母音のみで歌を歌う
  3. ビブラートのトレーニング
  4. 低音が力強く出せるようにする
  5. 歌舞伎の「いよぉーーーーーーお!」が出来るようになる(ミックスボイスの習得)

上記5点をご紹介していきたいと思います。

 

リズムを合わせる(キック・スネア・クラッシュはしっかり合わせる)

このリズムを合わせる意識が出来ると、それだけで格段にうまくなります!

普段音楽を聴きながら、ボーカルに合わせるように歌う人が多いと思いますが、実はそれでは上達しにくいのです。

 

肝心なのは「キック・スネア・クラッシュ」を意識して、合わせるところはきちんと合わせられるかが重要です。

前回の記事でもご説明しましたが、人はリズムのズレに関してかなり敏感です。

【クラップずれ】

 

上記は極端な例ですが、バックのリズムを意識していないと全体的にかなりだらしないボーカルになります。

自分の歌を聴いてみて、下手に感じる方はまずリズムを合わせましょう。

 

母音のみで歌を歌う

これは結構有名な練習方法かもしれませんが、母音のみで歌を歌ってみてください。

例えば

「この世界に 一つだけの 花びらを~」

みたいな歌詞だったら

「おのえあいい いおうあえお ああいあお~」

といった感じです。

これ慣れないとめちゃくちゃ難しいですが、慣れてくるとどの曲でも即興で歌えるようになります。

 

実は正しい母音の発音と、高音を出すことは関係性があります。

誰でもそうだと思いますが、高い声を出そうと思ったときほとんどの人は

「あ~」と「う~」とか声を出しますね。

実は母音の形は、比較的喉が楽な状態になりやすいので高い声が出やすいのです。

 

このトレーニングによって正しい母音の発音が身につくと、自然と発声が楽になり安定した歌唱力につながるのです。

 

ビブラートのトレーニング

ビブラートのトレーニングが出てきました。

歌が上手い人は、大体みんな自在にビブラートを扱えたりします。

 

少し勘違いしやすいのですが、

「うまい人はビブラートが掛けられる」

というのは目指すべき結果ではありません。

「歌が上手くなると自然にビブラートがかかってしまう」

というのが、目指すべきところです。

 

私が行ったビブラートの練習方法ですが、

「指さしビブラート」

という名前の練習方法だった気がします。

こちらの本に書いてあり、会得しました。

詳しくはコチラ

 

練習方法は、指差しを行い先端を見ながら「イー↑イー↓」のように、音程を上下させます。

そして、スピードを上げていくとビブラートがかかるようになってきます。

 

それまで全くビブラートがかからなかったのですが、この練習を行い1週間ぐらいで徐々にビブラートをかけることが出来ました。

ビブラートが自然にかけられるようになると、その時には横隔膜と喉の使い方が身についてきた証拠になります。

 

低音が力強く出せるようにする

歌が上手くなりたい人は、概ね

  • 高音をきれいに出したい
  • 音程を安定させたい

といった悩みを抱えていると思います。

それではなぜ「低音を力強く出す」が重要なのでしょうか?

 

実は高音をきれいに出すというのは

「か細くない声で安定したトーンで発声する」

必要があります。

 

実際に高音が出せるようになると分かるのですが、低音の発声の延長線上にあることがわかってきます。

まずは低音の発声で

  • 息がほとんど漏れていないしっかりした声

を目指しましょう。

(低音の発声で喉が乾燥・痛くなるようだと、息が多すぎます。減らしてください)

歌う際の声の大きさというのは、息の量より口内での響きが重要です。

 

歌舞伎の「いよぉーーーーーーお!」が出来るようになる(ミックスボイスの習得)

歌を歌ってる際に、声っていきなり裏返ったりすることがありますよね?

これの原因は

「ミックスボイスが上手く使えておらず、声帯の開閉が極端になっている」

というのが原因になります。

地声の発声時、声帯は全部閉じているのですがミックスボイスというのは、この声帯を少しだけ開けてあげることで発声できます。

この声帯を少しだけ開くということですが、意識して出来るものではありません。

声帯を動かす筋肉は、腹筋の様に意識的に動かすことはできないのです。

 

なので自然と体に覚えさせる以外ありません。

かといって、ミックスボイスを出したことない人にとっては、どんな声が出せたら正解なのかわからないはずです。

 

そこで、自分一人でも正しいトレーニングが出来ているか判断しやすい練習方法が、歌舞伎の「いよー」です。

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この掛け声を

  1. 出来るだけ低い音から
  2. ゆっくりと
  3. 音が滑らかにつながるように

上記3点を意識して出してみてください。

結構難しいと思います。

これが滑らかに出せるようになった時には、ミックスボイスが使えてきている証拠となります。

 

  • この記事を書いた人

ケイ

作曲・編曲・作詞等マルチクリエーター 初心者の「わからない」「出来ない」を 解決する手助けをしたいと考えています。 楽しいDTM生活を送りましょう。

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